10月8日
*平成22年10月13日(水)*

今日は、自分のギラン・バレー症候群の定期診断の日なので、そのついでに、名古屋の某国立病院の主治医の先生に「初診日から1年半後」の診断書と「現状」の診断書の作成を、それぞれ依頼してみることにしました。

定期診断の前に診断書の件を説明しますと、とたんに先生の顔色が曇ります。
聴いてみると、どんなお医者さんでも、過去の患者の病状を正確かつ詳細に記録するのは、非常に手間が掛かる困難な作業だということ。

考えてみれば、多くの患者を毎日診察しているのですから、数年も経過すれば、当然ながら、診療の記憶もあいまいとなります。
そして、正確かつ詳細な書類の作成は、カルテをそのまま写すということだけでは不充分で、当時の僅かな記憶を懸命に辿り、症状を思い出していかないと不可能なのです。
ただでさえ、診察や研究等で多忙な身なのに、その合間を使って、その面倒な書類を完成させることが、どれほど気の遠くなるような大変な作業かは、想像に難くありません。

先生自身は、「制度だから仕方ない」とやや諦め気味でしたが、とても申し訳なく思ったので、「ゆっくり診断書を書いてもらっても構いません」、「住所と生年月日は自分が書きます」ということで納得して頂きました。

それでも、私の場合は、せいぜい数年前の記録でそれも比較的はっきりしていて、しかも主治医の先生も同じです。
しかし、請求によっては、10年〜20年前のカルテの存在すらはっきりしない事例をも扱わなくてはなりません。
記録もカルテも何にもなく、診察当時の主治医の先生もいらっしゃらない場合、どうやって診断書を作るのか、先生自身が頭を抱えていらっしゃいました。

とにかく、今回の件で明確に解ったのは、障害年金の請求の手続きは、「原則的に初診日から1年半後の」障害認定日以降、1日でも早いに越したことは無いということです。

手続きが遅くなればなるほど、診断書の内容は大雑把かつ不正確となり、それを基に請求しても、資料の内容が大雑把かつ不正確となった分だけ、障害年金支給認定の可能性が低くなります
また、「保険給付を受ける権利も5年が限度」ですから、障害認定日に受給権が発生して5年以内に請求すれば、基本的には障害認定日から請求日までの年金がさかのぼって支給されることになりますが、障害認定日から請求日までの期間が5年を超えてしまうと、その期間の年金の一部が受給出来ないことになりかねません。

勿論、診断書をお医者さん等に書いてもらう際には、先に述べたように非常に大変な作業なので、なるだけ早く作成してもらう為にも丁寧に誠意を持ってお願いすることも忘れてはならないでしょう。

10月8日